なぜ私がシーシャ(水たばこ)カフェを自分で始めることにしたのか。
まず第一に、人のもとで働くよりも自分でする仕事が向いていると思ったから。
0から100まで自分でやりたい、把握したい、そんなタイプの私が決められたシステムの中で働くのは非常につらいことでした。決められた時間で自分の役割だけをこなしていればいいというのは、性に合わないのです。
過去には商業施設のインフォメーション、健康食品会社の広報、百貨店の販売員、キャバクラにガールズバー。
何度も転職を繰り返しました。
その度ストレスを感じ、精神的に参ってしまい、いわゆるニートをしていた期間もとても長くあります。
安定したお給料を会社から頂戴して貯金の額が増えても、「人のもとで働くのに向いていない!」このことに気付く33歳頃までは虚無感を感じながら働いていました。
そして第二にあるのが、人をもてなすのが好きであること。
これに気付くのにはとても時間がかかりました。
なんだかんだ言いながら、インフォメーションや販売の仕事は好きでした。
来てくれたお客様に自分の対応によって満足して帰ってもらえると、とても充実感がありました。
また、友人を自宅に招いて食事やシーシャを振る舞うのもとても好きです。
好きで実際接客の仕事ばかり選んでいたり、よく友人を招いたりしていたのですが、「自分は人間が嫌い」なんとなくそんな思い込みがあったのです。
なぜどのタイミングで気付けたのかは正直分かりませんが、本当は人が好きで誰よりも寂しがりなのに、おかしな話ですね。
上記の理由から、私は何か自分でお店をやりたいと思いました。
正直小料理屋でも、なんでも良いと思っていました。
でも、そのひらめいた瞬間、一番好きだったのがシーシャだったのです。
シーシャが好き、人をもてなすのが好き、シーシャの店をやらない理由がどこにあるのでしょうか。
この先そうそう新しくのめり込める事なんて出来ないし(年を取ると人は新しい物事に興味を持ちづらくなります)「これしかない」私は自らシーシャカフェを創業することを決意したのです。
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